「プロダクトマーケティングをやりたい、という方がよくいらっしゃいます。この方は、日本においてモノづくり産業とサービス産業の求人比率が1:9であること、求人企業側のニーズを果たして十分に知った上で、これからの永いキャリアを選ぼうとしていらっしゃるのでしょうか?」
MBA留学生である皆さんは、経営にご興味があり、経営について様々な角度から学ばれています。その皆さんが、何故ご自身のキャリアについて経営的アプローチをもっと積極的にとられないのでしょうか。経営にとって大切な要素であるマーケティング、そしてファイナンス。その視点を是非ご自身のキャリアについても活かしていただきたい、とメッセージしました。

人材マーケットの現状はどのようなものか。ニーズは何であるのか。現在の投資に対し、将来の利益はどのくらいか。つまり、現実を把握し、様々なチャンスとリスクの両方を知った上で「だからこそ、僕は○○○したい」「それでも、私は○○○したい」という夢を形作っていただきたいのです。まさに、これは卒業直後のみの就職にフォーカスした“願望”ではなく、5年後・10年後・15年後を見据えた“展望”を作ることといえます。
キャリアをマネジメントした人が、キャリアをディベロップメントすることができるのです。MBA人材が超・売り手市場の今こそ、勤務地や年収、タイトルを重視した意思決定ではなく、ご自身の展望を本当に実現するための道を(しかも長期視点で)選ぶことが重要だといえます。