2010年の卒業生の方々のキャリア相談を終えて、アクシアムとしては累計の実数で5000名を上回るMBAの皆さんとのご相談およびキャリア紹介を実施したことになります。またその中の多くの方々とは、卒業時のみならずその後も節目ごとでキャリアの相談を続けています。さらに、以前はキャリア相談をする側であった方が5年、10年、あるいはそれ以上の時を経て、今では弊社のクライアント側経営陣などとして活躍されるようになり、求人のご依頼をいただくようになったというケースも数多くあります。
特に今年驚いているのは、クライアント企業に訪問した際にお目にかかった社長が以前お会いしていたMBAホルダーでいらして20年ぶりの再会を喜んだ、というようなケースが何件も起きたことです。そのような時にいつも思うのは、「MBAを取得した皆さんが、60歳まで就職活動を続けるのではなく、この社長のようにいち早く雇用を生み出す採用側、経営者になって欲しい」ということです。
このように弊社では多数のMBAホルダーの皆様のキャリア相談を重ねてまいりましたが、ここでは次の時代を切り開くべくMBA留学されている皆様に今後のキャリアを考える一助としていただけるように、時代を先駆けるようなキャリアメイクを成功させてきたケースをはじめ、ポストMBAキャリアの主な成功パターンをご紹介したいと思います。
諸先輩の成功パターンに習うだけでなく、今までとは異なる新たな成功パターンを生み出していただければ望外の喜びです。また成功パターンのみならず、失敗しないために知っておくべきことも盛り込みましたので、ぜひ参考となさって下さい。
MBAというキャリアの資産を活かすために、先人の成功パターンを知ることは大きな意味があります。それは、さまざまな異なるキャリアの機会があることを知り、ご自身の展望をより明快に持ち、ご自身なりのやりがいを持つことにつながるはずです。そして、あなたのキャリアに一層磨きがかかり、資産価値が生まれてくるものと考えます。
まずは3年後の中期の展望、キャリアビジョンを持つだけでも十分です。それを達成することができれば、また次の新たな展望が生まれてきます。案外、キャリアの成功者にもこのパターンの方が多く見受けられます。
逆にキャリアに失敗する人は、3年後の展望や自分の姿を具体的かつ現実的に見出せないまま転職し、やりがいも達成感もなかなか持てないまま、「ちょっと違った」といって転職を繰り返しがちです。
展望を探している間に自分自身も見えなくなり、結果5年、10年が経過しても、最初に描いたイメージからは大きく異なるのみならず、市場から求められる人材にもなっていないという最悪の事態にもなりかねません。
皆さんにおかれましては、そのようなことのなきよう、しっかりとした展望を持っていただきたいと切に願います。
なお、この例は、「MBA取得直後の選択がどのようなキャリアにつながるのか」という漠然としつつも最も重要な関心事に答えるための、あくまでも類型化したパターンであり、多くの展開例のほんの一部です。実際にはさまざまなパターンがありますので、ぜひ、アクシアムのキャリアコンサルタントと個別ご相談の上、ご自分にあったキャリアを考えてみてください。