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2009
1月
特集/アメリカ再生への道 ハーバードにみるアメリカ
日経ヴェリタス 2009年1月18日~24日号
米誌ビジネスウィークが昨年実施した「米国のビジネススクールランキング」によると、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)はシカゴ大に次いで2位だった。…(中略)…成績の半分は授業での発言によって決まる。ディベート(議論)力は折り紙つきだ。人材紹介のアクシアム(東京・港)の渡辺光章社長は、HBS卒業生の気質について「リーダーの中のリーダーにならなくては、と思う傾向が強い」と話す。1990年代は1学年あたり20人ほどが日本人だったが、最近は10人前後に減った。日本の魅力が低下し、入りづらくなったともいわれる。中国やインド人の存在感が高まっている。
特集/若者危機 米国ビジネススクールでも日本人学生のシェアは低下
週刊 東洋経済 2009年1月10日号
米国のMBA(経営学修士)プログラムの中で、東のハーバード大学と並び立つ西の雄が、スタンフォード大学だ。現在、同校の2年制プログラムには、各学年3人ずつ、計6人の日本人が在籍している。伝統的に、スタンフォードMBAでは日本人の数は多くないが、昨今、その数はやや減少傾向にある。…(中略)…ただ、スタンフォード大学の傾向が、すべてのMBAプログラムに当てはまるわけではない。歴史的に日本人の数が多い、ノースウェスタン大学ケロッグ・スクールやペンシルバニア大学ウォートン・スクールでは、今も1学年に約20人の生徒が在籍している。ハーバード大学も08年の入学者数は前年の13人から6人に減少したが、00年代前半も1ケタだったので、急に減少したとはいえない(学生数の推移は、転職支援のアクシアム社のデータを参照)。