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過去10年以上にわたり開催しているMBA向けセミナーのエッセンスをご紹介。留学中でセミナーに参加いただけない方にも、キャリアデザインの基礎知識をお伝えします。
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私費と企業派遣
私費留学生の傾向
面談などの求職活動を通じて求人市場情報の蓄積があり、キャリアプランが明解なので企業派遣生よりも多くのチャンスに恵まれます。自己資金で留学しているので、報酬面を重視する方が多いようです。したがって、ベンチャー企業への就職は起こりにくいとされてきました。
しかし、最近のベンチャー企業では30歳強で1,000万円以上の提示も出はじめ、中には1,800万円というケースも見られるようになってきました。また、ストックオプションやワラントも期待できます。株価が低迷して、ストックオプションでは生活が成り立たないという考えもありますが、生計を立てるためにオプション制度があるのではなく、企業価値を高める意欲のためにあると理解してください。ストックオプションすらなかった時代を思えば、まだまだこの制度の恩恵を受けることができる企業や人材が増えてほしいと思います。
企業派遣生の傾向
現在の会社内でのキャリアデザイン、あるいは他社でのキャリアの可能性について決断・決心ができないケースが目立ちます。気が付けば35歳を過ぎ、コンピテンスと報酬のバランスがとれず、市場価値を失うことも少なくありません。一旦会社に復帰した後、配属を見極めて転職しようとするなら、遅くとも2年以内に実行すべきです。MBA留学で得たキャリアの資産を社内で活用できるなら残るべきですが、活用できないなら真剣に転職を考えましょう。私費留学生よりも面談経験が少ないせいか、転職プランに現実感が欠ける傾向にあります。
【注意】
ここ数年、派遣の際の契約を履行させるべく、オブリゲーションがかなり厳しくなってきています。以前のように留学に伴う総費用=2,000万円の返済に目をつぶるとはいえない状態です。オブリゲーションが厳しい会社の転職実行者には、授業料+その他(本代等)=学費といえるものの総額として500~800万円程度を返済する交渉を成立させ、退職するケースが増えています。
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