
本日は、MBAやロースクールなど海外大学院に合格された方にお集まりいただきましたが、3.11の大震災があり、今年は留学する方が激減するのではないかという声もあった中、昨年以上に多くの方にご参加いただき、困難にめげずに留学に向かわれることを心から嬉しく思います。皆さんが、海外で多くを学び、今後の日本を担う人材となって戻ってこられることを切に願っております。
今年は、本ジョブフェアに参加申込みをいただいた方の内訳を見ると、米国への留学予定者の数を米国以外のアジアやヨーロッパへの留学予定者数が上回った初めての年となりました。
また、参画企業数については、2009年にリーマンショックで7社に減ってしまっていたのが今年は16社に急増するなど、昨年までとは状況が大きく変わってきたと言えます。
このほどの震災以降、求人がどう変わったか、あるいは変わっていくかなど、皆さんも気になるところかと思いますが、求人の数は全く減っていません。MBAホルダーを求めるニーズ、次世代リーダーを探す企業など、むしろ増えているかもしれません。1年先2年先もきっとこの傾向は続くと思われますので、皆さんもどうかアンテナを広く張って、いろいろな求人に耳を傾けていただければと思います。
この後、皆様の留学成功を祈念して、海外留学の先輩でもあるイーソリューションズ株式会社代表の佐々木 経世様からお話をいただきます。
佐々木さんは80年代にMITに留学されていますが、当時は珍しい私費による留学でした。佐々木さんは当時から今日まで、一貫して「社会のこの問題は本質的にどこがおかしいのか、それを考えて解決していきたい」とおっしゃっています。今年の3月、大地震の直前には、「ソーシャル・イノベーション」というテーマでの弊社主催のキャリアフォーラムでも講演いただきましたが、このほど、東日本大震災復興構想会議検討部会の専門委員に選ばれています。
皆さんも海外に留学されると、周囲から必ず日本の復興について聞かれることになると思います。そんな時は、本日の佐々木さんのお話も参考に、日本の復興やソーシャル・イノベーションについてしっかりと説明してあげてください。
MBAホルダーの方々がどんどん経営者として活躍される時代になってきましたが、海外留学は単なる就職やキャリアアップが目的ではなく、そもそもより豊かな人生を送るためのものだと思います。その、皆さんの人生をより豊かにするための新しい一歩を、ぜひ勇気を持って踏み出していただければと思います。