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英文レジュメ作成の5箇条

英文レジュメは、自分史でも自叙伝でもなく、自身の「売り込み資料」です。書類選考に通過してインタビューに進むことを最大の目的としていますので、採用側のニーズ(要件・評価ポイント)を的確に捉えていることは必須であり、自身こそがそのニーズに応えられる人材であると売り込む内容になっていなければいけません。以下の5つの点に注意して作成しましょう。

  1. 【1】採用側のニーズ(要件・評価ポイント)に合わせて、簡潔に書く!
  2. 【2】実績を書く!
  3. 【3】必ずキーワードを入れる!
  4. 【4】読みやすく、美しく!
  5. 【5】文章・スペルを正確に!

 

 

【1】採用側のニーズ(要件・評価ポイント)に合わせて、簡潔に書く!

書類選考を行うのが誰かを意識する

人事担当者だけでなく、人事部長や現場の責任者、役員/経営者、更には株主も書類選考を行います。昨今では機械(スキャナー)が選考の初期段階で使われることもあり、例えば、WEBの応募システムから登録された年齢、年収等の数的条件やキーワードでスキャン(スクリーニング)がされています。

一般的に、応募ポジションの職層がスタッフからマネージャーレベルであれば、WEB+人事+部門で選考されますが、ディレクターやCOOクラスになると、人事+役員/経営者、更には株主が選考に加わることがあります。経営陣の採用については、人事ではなく株主が審査します。また、当然ながら、職層によって採用側が求める要件・評価ポイントも異なります。

A4サイズ1~2枚にまとめる

採用側のニーズ(要件・評価ポイント)に合致する知識、スキル、経験、実績等を、優先順位をつけて簡潔にアピールしましょう。関係のないことを書き連ねることは選考に逆効果で、経験や実績の善し悪しの前に、ポイントが押さえられていない、冗長であることから書類選考でNGとされることがありますのでご留意ください。

基本はA4サイズで1枚、職歴10年以上の方は2枚程度までOK

稀に10枚にも及ぶレジュメを応募に使用する方がいらっしゃいますが、それは一日に何百人もの応募者の書類に目を通さなければならない採用担当者に対して「(いろいろある私の職歴を見て)私の強みや出来そうな仕事を見出してくれ!」と言っているようなもので、傲慢ともとられかねない一方的な希望です。控えましょう。

Objectiveは不要

採用側にとって重要なことは、応募者がやりたいことよりも、応募者が「募集中の仕事に適合しているか」「採用したら会社に貢献できるか」「どのような利益をどの位生み出すことができるか」です。Objectiveを記載することは可能ですが、基本的には不要です。Objectiveの代わりにSummary StatementやSummary of Qualifications、Areas of Expertise等の項目を設けて、知識やスキル、経験、実績をハイライトするというアピールの仕方もあります。やりたいこと(応募理由)については、別途Cover Letterで述べるのも良いでしょう。

通常、いずれも英文レジュメの冒頭、または中央部分に配置して、自身の知識やスキル、経験、実績を強調します。

Summary Statement

Summary Statement 「経験」や「スキル」「実績」の要約。「専門知識」や「キャリアゴール」「労働倫理」「価値観*」「志向性*」「興味分野*」等について触れても良いですが、あくまで要約ですので、3-5つ程度の事柄に絞り、全体として5行-10行程度でまとめるようにしましょう。
*キャリアに関するもの

Summary of Qualifications

Summary of Qualifications「経験」「スキル」「実績」「専門知識」「資格」「マネジメント経験(人数を含む)」「志向性*」「興味分野*」等を箇条書きでまとめて記載したもの。
*キャリアに関するもの

Areas of Expertise

Areas of Expertise「得意な職務領域」や「専門知識」「特殊技能」等を箇条書きでまとめて記載したもの。


Cover Letter

Cover Letter英文レジュメを応募先企業に送る際に添える送付状。「応募経緯」「希望職種」「志望理由」「自己適性・意欲・長所・経験」等を述べる。

 

【2】実績を書く!

経験職務を列挙するのではなく、実績(accomplishments)を書く

実績(accomplishments)については、可能な限り結果を数値化し(quantify)、それに至った経緯/背景についても定性的に書くように(qualify)してください。いかにご自身が現職あるいは過去の在籍企業で「利益を生み出したか?」「コストを削減したか?」「効率を高めたか?」「課題を解決したか?」「戦略的に取り組み結果を出したか?」「困難を乗り越えて達成したか?」を書くことが大事です。ただし、繰り返しになりますが、冗長にならないように注意しましょう。なお、整理のしやすさと見やすさ、読み手の興味を引くという観点から、図表やグラフを挿入するのも良いでしょう。

表現や単語に注意する

“Responsibilities included:(担当業務を列挙)”という表現を目にすることがありますが、必ずしも不適切とはいえないものの、これは実績に焦点を置いた書き方ではないため、自己アピールに効果的とはいえません。

また、”Handled”や”Assisted”も主体性や積極性がなく表現として弱く感じられますので、代わりに”Conducted”や”Developed”、”Executed”等のパワー英単語(Action Verbs)を使うようにしましょう。同じ単語を繰り返しワンパターンにならないよう、類語辞典(thesaurus)も活用しましょう。

 

【3】必ずキーワードを入れる!

適切なキーワードを数多く盛り込む

採用側は、応募者が募集中の仕事に適合しているかを判断するためにキーワードを探しています。スキャナーで選別されることもあるため、適切なキーワードが数多く入っていることも重要です。キーワードは、応募しようとしているポジションの求人票(Job Description)や同類の職種・業界の他の求人票、ネット等で公開されている英文レジュメのサンプル等から探していきましょう。

 

【4】読みやすく、美しく!

箇条書きを活用し、かつ文字数と行数、余白等に配慮する

箇条書きを活用して簡潔にまとめるようにし、長い文章や大きな段落(paragraph)は控えましょう。沢山書きたいがために用紙周囲の余白(上下左右の印刷されない領域)を狭くしすぎるのはNGです。上下左右とも約1インチ(約2.54cm)くらいがベスト。基本的にヘッダー/フッターは使用しません。

フォントスタイル、インデント、行間等を工夫してメリハリをつける

Times New Roman、Arial、Helvetica等のフォントで、10-12 points程度のサイズが好ましいです。スキャナーフレンドリーであるだけでなく、読み手の目にも優しいです。メリハリをつけるには、Bold(太字)、Italic(斜体)、Underline(下線)、CAPITAL LETTERS(大文字)、罫線等を利用して、一部変化を加えたり強調したりしましょう。やり過ぎは禁物です。太字、斜体、下線の全てを同時に使うのも、見た目に良くありませんので控えましょう。書類全体の統一感も大事です。

 

【5】文章・スペルを正確に!

スペルミス、不適切な単語や表現、文法の間違いがないか注意する

ある調査で、書類選考の担当者の約1/4が「英文レジュメでスペルミスを見つけたら、応募者を即不合格にさせても良いと考える」と回答したそうです。Wordのスペルチェック機能を使用するのは必須としましょう。ネイティブスピーカーや友人・知人にproofreadしてもらうのも効果的です。

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