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サービス案内“展”職成功事例
これまでアクシアムがご支援し、展望ある転職=「展職」に成功された方々の事例を一部ご紹介します。現在転職をお考えの方はもちろん、今後のキャリア展開について検討中の方にもぜひご一読いただき、キャリアデザインの参考にしていただければ幸いです。
- 33歳
- 男性
- 海外MBA
| 日系大手金融機関/自己資金運用・調達部門 | [~28歳] |
| ↓ | |
| 海外MBA留学 ※企業派遣 | [28~30歳] |
| ↓キャリア相談開始 | |
| 派遣元に帰任 | [30~33歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| 外資系事業会社/FP&Aマネジャー | [33歳~] |
| ↓キャリア相談継続 | |
| 数年後に同社CFO、さらに時価総額数千億円規模の企業のCFOへ | |
転職のポイント/選択の決め手
Top TierのビジネススクールのMBAを修了すると、PEファンド、戦略コンサルティングファーム、スタートアップ、外資系企業のリーダーシッププログラムなど、多くの魅力的な選択肢が目の前に広がります。
この方は、ご自身がなりたい姿をシミュレーションし、そうなるには32歳・38歳のタイミングで何を為しておくべきか、20代から相談を重ねました。「今、どこへ転職できるか」ではなく、将来なりたいキャリアからバックキャスティングしてキャリアを設計、実行していきました。
「グローバルな企業のCxOになる」と目標は定まりましたが、そこへ到達する過程では必ず何らかのトレードオフが生じます。周りからどう見られるか、将来評価されるか、年収を下げても得られるものがあるか、派遣元に戻るキャリア以上に価値のあるキャリアは可能なのだろうか・・・この方に限らず数千名以上の方々の同じ問いに寄り添ってきましたが、トレードオフすべき要件とゴールについてはお答えできます。
「人生の時間」を資本として、「学歴」「職歴」「コンピテンス」を資産とする考え方は、多くの企業経営、企業財務を学んだ方には理解しやすいフレームだと思います。事業会社のCFOになる方法論や選択肢は沢山あるでしょうが、年収1500万円以上の金融機関からいったんは年収が1200万円に下がっても、グローバル経営、コントロール業務、連結決算、事業投資などの実務経験を得ることには、大きな価値があります。この方も、それらの経験を経て30代で外資系企業のCFOに到達、その後さらに40代で時価総額数千億円規模の企業のCFOとして企業価値を高める責任を担っていらっしゃいます。
かつては、CFOやCxOは50代で到達するキャリアゴールと考えられていました。しかし現在では、適切なキャリア設計と経験の積み重ねによって、30代、40代でProfessional Executiveとして活躍することも十分に可能な時代になっています。
【現年収】3600万円
- 37歳
- 男性
- 海外MBA
| 日系大手企業/事業開発・マーケティング | [~29歳] |
| ↓ | |
| 海外MBA留学 | [29~31歳] |
| ↓キャリア相談開始 | |
| 派遣元に帰任 | [31~37歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| 大手グローバル製造業/CFO直下のマネジャー | [37歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
事業会社の事業開発やマーケティングをコアとしていた方が他の事業会社へ転職を希望する場合、業界の壁、職種の壁に直面します。特に32歳以上の方は必ずといっていいほど、現在価値の最大化を目指して、年収アップ・タイトルアップをセットにして転職の条件とされているケースが多く、なかなか転職先が見つからない・・・といったことがよく起こります。
所属型キャリアのバイアスがかかっている方は、さらに「会社が成長していること」を条件に含めます。自分が成長することより、入社前に会社が成長していることを第一要件にしてしまうので、いつまでも転職先が見つかりません。JOB型のキャリア観を持つ方は、自分の成長を最優先にして、年収やタイトルは後でついてくるものと考えることができます。
多くのキャリアオプションがある中でこの方が選ばれたのは、大手グローバル製造業におけるCFO直下のマネジャーポジションでした。入社後、マネジャーとして会社の時価総額を5年で約1.5倍に高め、グローバル本社でもある日本本社のCFOに就任されました。当然、年収も倍増しました。しかも、以前の会社よりグローバルな活動を活発に展開している企業の経営に携わることができています。
VUCA時代において、40代で大きな投資判断や経営責任を担うProfessional Executiveになるためには、30代のうちに業界や職種の枠を越えて挑戦することも重要です。この事例は、「成長機会への投資」が、将来の経営人材への道を切り拓くことを示しています。
※数年後に同社CFOに就任、現年収は2000万円以上
| 国内大学病院/医師 | [~30歳] |
| ↓ | |
| 海外MBA留学 | [31~33歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| ベンチャーキャピタル/アソシエイト | [33歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
医師や研究者、エンジニアといった高度専門人材であっても、海外トップスクールを卒業していたとしても、MBAを取得しただけでVCへの転身が実現するわけではありません。投資、経営戦略、事業開発、スタートアップといった実務経験が求められるため、多くの場合、書類選考を通過することさえ容易ではありません。
この方は、海外MBAのクラスで企業財務や投資理論、スタートアップ特有のバリュエーション、経営戦略について議論ができるレベルまで学び、自分なりにライフサイエンスやバイオ領域のスタートアップのEXIT事例についても最新事例を研究していました。それらの知識をしっかりと議論できるレベルまで高め、自ら準備を進めていかれたのです。
さらに、募集ポジションが出るのを待つのではなく、ライフサイエンスの投資を得意とするVCに自らアタック。私たちもその努力と準備、行動力を高く評価し、インターン募集を行っていない企業に対して推薦を行いました。(アクシアムでは、展望と意欲に加え、実行を伴う方を「ポテンシャルを備えたMBA」として顧客企業に推薦させていただきます。)
その結果、特別にサマーインターンシップの機会が設けられ、MBAの2年次も長期インターンとして活動を継続。卒業と同時にフルタイム採用のオファーを獲得し、現在はライフサイエンス領域のスタートアップ育成に携わっていらっしゃいます。VCに「入社して学ぶ」という所属型キャリアではなく、VCで「貢献できる」人がJOB型社会ではチャンスを得られます。
※年収はいったん下がるが、長期的インセンティブ、キャリーを重視
- 36歳
- 男性
- 海外MBA
| 外資系大手金融機関/管理部門、HR | [~27歳] |
| ↓ | |
| 海外MBA留学 | [27~29歳] |
| ↓キャリア相談開始 | |
| 外資系メジャー戦略コンサルティングファーム/戦略コンサルタント | [29~36歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| 日系ディープテック・スタートアップ/VP of Corporate | [36歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
もともと管理部門のバックグラウンドから海外MBAを経て、戦略コンサルティングファームで活躍をされていた方です。海外赴任も経験されており、30代半ばというご年齢からも求人企業やエージェントからのスカウトを数え切れないほど受けていらっしゃいました。その一方で、ご自身のライフステージが変わり、これまで考えていたキャリアプランを見直すタイミングに差し掛かられました。
様々な選択肢がある中で、転職先として選ばれたのは、グローバル市場への挑戦を続けるディープテック・スタートアップでした。不確実な要素はいくらでもありますが、大事なのはキャリアに対して軸をしっかりと持ちつつ、オーナーシップを持てるかどうかです。スタートアップでは事業の安定性や成長性、報酬面などリスクももちろんありますが、そのリスクが何なのかを把握し、対処できるものか、自身の中で消化できるものかをしっかりと考慮した上で意思決定できたのが大きなポイントでした。
現在は本社でCEOと共に、戦略コンサルタントとして活躍されていたときよりも、主体性や自発性をもって戦略の決定と事業開発を実行するミッションを遂行することができています。
前職年収:3000万円以上
| 国内大学院 MBA修了 | |
| ↓ | |
| 大手税理士法人/税務コンサルタント | [24~28歳] |
| ↓ | |
| 大手証券会社/証券アナリスト・経営企画管理 | [28~36歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| 日系ベンチャーキャピタル/ベンチャーキャピタリスト | [36歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
大学時代の交換留学を通じて高い英語力を身につけ、その後、日本の大学院でMBAを取得。財務・会計・税務などロジックがしっかりした分野で専門性を磨くことを志向し、大手税理士法人にて税務コンサルタントとしてキャリアをスタートされました。
ただ今後、税務以外のキャリア展開が難しいとの迷いも持たれるようになり、税務にとどまらない経営領域への挑戦を決意。大手証券会社へ転じられました。そこで経営企画・管理業務をはじめ、企業財務、FP&A、投資分析、証券アナリスト業務など、幅広い経験を積まれました。
30代を迎える頃には、海外勤務や投資銀行業務など社内でのキャリアを色々と模索する中で、「これから長期でやり遂げたい仕事は何か」という問いと向き合われました。その際、キャリアの可能性を机上で比較検討するだけではなく、VCやPEファンドも含む様々な企業とカジュアル面談をする中で、今後10年のスパンでご自身のハードスキルとAspiration(志)を持ち続けられるキャリアが、ベンチャーキャピタリストであると気づかれました。
その結果、日系VCのキャピタリストとして新たなキャリアをスタート。AI時代における新たな産業や事業の創出を支援し、日本発のイノベーションを生み出していくという新たな目標も見い出されています。
| 大手金融機関/経営戦略企画 | [~28歳] |
| ↓ | |
| 海外MBA留学 ※企業派遣 | [28~30歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| 著名プライベートエクイティ・ファンド/シニアアソシエイト | [30歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
海外ビジネススクールの留学中に相談をはじめ、卒業のタイミングで新しいキャリアをスタートしていただくケースは最もアクシアムが得意としているところですが、円安傾向となった2020年以降は、社費留学の方の返済額の高騰が大きな課題となっています。
この方は留学中からキャリア相談を開始し、卒業後のキャリアについて1年以上にわたり継続的に対話を重ねました。企業派遣MBAの場合、派遣元企業へ帰任する選択肢も魅力的であり、転職ありきではなく、中長期的なキャリアのグランドデザインを描くことが重要になります。
そのため、選考プロセスは応募から始めるのではなく、まずはカジュアル面談を通じて業界や業務への理解を深めることからスタートしました。さらにオファー条件だけでなく、留学費用の返済プランも含めて相談を重ね、派遣元へ帰任した場合とPEファンドへ転身した場合、それぞれの10年後のキャリア形成や獲得できるコンピテンスの違いを丁寧に比較・検討しました。
オファーテイクできる経済的コンディションを整えておく、不測の事態を乗り越えられる資金プランも設計しておくことは、後悔のない意思決定を行う上で、とても重要です。
※転職前から比較し、ベースUP+賞与UP+長期インセンティブ
- 47歳
- 男性
- 海外MBA
| 官公庁 | [~27歳] |
| ↓ | |
| 海外MBA留学 ※官庁派遣 | [27~29歳] |
| ↓ | |
| 外資系スタートアップ/新規事業開発 | [29~37歳] |
| ↓ | |
| 外資系メジャーPEファンド/VP | [37~41歳] |
| ↓キャリア相談開始 | |
| 日系大手企業/グローバル事業・管理職 | [41~47歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| VCファンド投資先・スタートアップ/CFO | [47歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
MBA修了後、一貫して「グローバル×イノベーション×マネジメント」というテーマを軸にキャリアメイクされた好例です。
イノベーションを起こすには、スタートアップの現場で当事者として実際に事業価値を創る経験をもつこと、そして資本(投資)と経営に関する知見は欠かせません。そのため、外資系スタートアップでの事業開発、PEファンドでの投資業務、大手企業での事業マネジメントと、異なる立場から企業成長に関わる経験を意識的に積み重ねてこられました。
従来の「所属型キャリア」の価値観では、知名度の高い企業や高報酬の企業に所属することが成功の指標になりがちです。しかし、「JOB型キャリア」において重要なのは、「どの会社にいるか」ではなく、「何を成し遂げたいのか」という自分自身の答えを持っていることです。
この方の場合、海外トップスクールでMBAを修了され、知性・能力の高さは証明されていますので、その後のキャリア選択において、会社の知名度や規模、短期的な年収は判断基準になりませんでした。「スタートアップを立ち上げること」、「経営者となってグローバルレベルでイノベーションを起こすこと」と、やり遂げたいことが決まっていました。そのような状況であれば、何度でも挑戦は可能です。一見転々としているように見えるキャリア変遷も、決して転職の失敗ではなく、ご自身の不変のAspirationに向かうためのものであり、すべて次の挑戦に力を蓄える知見になったといえます。
※転職前から比較し、Cash Positionは下がったが、ストックオプションなどで長期インセンティブはUP
| 外資系総合コンサルティングファーム/マーケティングコンサルタント | [~27歳] |
| ↓ | |
| 海外MBA留学 | [27~29歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| 外資系ブティック型コンサルティングファーム/ブランドコンサルタント | [29歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
「コーポレートブランドマネジメントの力でいずれは業界全体を底上げする」という明確な目標を持ち、新卒で外資系総合コンサルティングファームからキャリアをスタートされました。様々な企業のマーケティング課題に対応することで、思考力、課題解決力、チームマネジメント力を身に着け、卓越した実績を達成されていました。
一方で、デジタルマーケティング中心のキャリアだったため、経営視点を磨くとともに、グローバルでのキャリアも見据えて海外MBAへの留学を決断されました。MBA修了後のキャリア選択では、より専門性を高められ、ブランド戦略策定力が深まるコンサルティングファームに焦点をあてて活動。その結果、見事に外資系ブティック型ファームのオファーを手にされ、現在もご自身の掲げた目標に向けて研鑽を積まれています。
前職年収:850万円
- 54歳
- 男性
- 海外MBA
| 日系企業/海外事業部 | [~27歳] |
| ↓ | |
| 海外MBA留学 | [27~29歳] |
| ↓キャリア相談開始 | |
| 外資系コンサルティングファーム/戦略コンサルタント | [29~32歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| 外資系コンピュータメーカー/プロダクトマーケティング | [32~35歳] |
| ↓ | |
| 外資企業・コンサルティングファームなど数社/デジタルマーケティング、プロダクトマーケティング、CX、DX担当を歴任 | [35歳~] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| 日系老舗消費財メーカー/マーケティング統括・常務執行役員 | [54歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
海外の大学およびMBAを修了後、外資系の大手BtoC企業やコンサルティングファームにおいて、マーケティングのプロフェッショナルとしてキャリアを積み重ねられました。また、マーケティング領域の専門性だけでなく、デジタル化への対応力、ピープルマネジメントやオペレーションマネジメントの経験、市場環境の変化への適応力などを通じて、経営を担うリーダーとしての資質も磨き上げていかれました。
キャリアの転機となったのは、アクシアムとの継続的なキャリア相談を通じて、ご自身の強みを「マーケティングの専門家」という枠にとどめず、「企業の成長を牽引する経営人材」として再定義されたことでした。
そして、C-Suiteへのキャリアの扉を開く決定的な要因となったのは、単に過去の実績を訴求するのではなく、「海外ブランドを日本市場に展開する」立場から、「日本発のブランドを世界へ広げる」という新たな挑戦へと視座を高められたことです。さらに、具体的な経営課題に対する提言と実行へのコミットメントを明確に示し、経営陣の一員として事業の結果責任を担う覚悟と準備ができていることが評価されました。
その結果、マーケティング責任者として培われた豊富な経験を生かし、老舗消費財メーカーのマーケティング統括・常務執行役員に就任されました。マーケティングの専門性を起点に経営人材へと進化し、企業の変革をリードするポジションへのキャリアアップを実現されています。
- 50歳
- 男性
- 海外MBA
| 日系製造業A社 海外勤務/現地法人部長、COO、CFO、CEO ※上記期間中に、海外MBA就学(30代) |
[~44歳] |
| ↓ | |
| 日系製造業B社 海外勤務/現地法人COO | [43~46歳] |
| ↓ | |
| 日系製造業C社 海外勤務/執行役員CFO | [46~50歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| デジタル領域スタートアップベンチャー/CEO | [50歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
海外MBA取得後、20年以上にわたり、激変する海外市場で現地法人のCEO、COO、CFOなどC-Suiteとして経営を担われました。海外事業の成長を牽引するだけでなく、本社への提言を積極的に行ってこられました。
製造業で豊富な経営経験を積まれた一方で、キャリアの節目では「これまでの業界で経験を重ねる」のではなく、「新たな成長市場で経営に挑戦する」という視点でキャリアを見つめ直されました。
異業種であるデジタル領域のスタートアップでCEOに就任できた要因は、CEOやCFOとして常にアントレプレナーシップを発揮し、雇用の安定にとらわれることなく挑戦を続けてこられたから。市場開拓や経営改革を主導し、結果責任とROIを重視した経営を実践してきた実績が高く評価されました。
また、門外漢であるにもかかわらず面接においては、海外市場のニーズや環境変化を紐解き、CEO就任後の経営課題や成長課題を見極め、的確な経営改革案を提言されました。経営者としての視座と実行力を兼ね備えていることが評価され、デジタル領域のスタートアップCEOへの転身を実現。数千万円の年収に加え、数千万円相当のストックオプションを含むオファーを獲得されました。
- 37歳
- 男性
- 海外MBA
| 日系大手プライム企業/マーケティング | [~31歳] |
| ↓ | |
| 海外MBA留学 | [31~33歳] |
| ↓キャリア相談開始 | |
| 外資系戦略コンサルティングファーム/戦略コンサルタント | [33~35歳] |
| ↓ | |
| スタートアップベンチャー/COO | [35~37歳] |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| ベンチャーキャピタル/投資戦略ストラテジスト | [37歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
優秀な方ほど、大企業の組織の中でもプロフェッショナルファームでも、高く評価されます。MBA取得後にはハードスキルが高くなり、さらに評価は高まります。戦略コンサルタントを続けていれば、年収が数千万円となることも容易だったかもしれません。実際この方の場合も、魅力的な求人のスカウトが多数舞い込んできました。ですが、選択肢が多くなればなるほど、選択ミスも起こりやすくなるというのが転職市場の常です。
30代は、年収などの経済面のほか、自己実現や社会への貢献、ワークライフバランスなど、キャリア選択の条件が増えてくる時期です。しかしそのような時こそ、本当に自分がやり遂げたいこと、人生の目的を見極めることが肝要です。この方は、ベンチャーのCOOを務めた経験を通じて、日本のスタートアップを取り巻く環境には構造的な課題があることを実感され、それらを解決したいという大きな目的を見つけました。
その経験を踏まえ、つぎに選ばれたのは、1社の経営に携わる立場ではなく、多くのスタートアップの成長を支援できるVCでした。VC側から多くのスタートアップの育成をリードするというキャリアの選択は、利己的な利益アップよりも社会や経済に貢献する、利他を優先した選択といえます。しかしながらそれは、ご自身のキャリア上にも大きなプラスとなる決断であり、転機であったといえます。
- 46歳
- 男性
- 海外MBA
| 地方銀行/総合職 | [~24歳] |
| ↓ | |
| 外資系コンサルティングファームA社/FAS | [24~30歳] |
| ↓ | |
| 外資系コンサルティングB社/デジタル業務プロセス・管理職 | [30~46歳] |
| ↓キャリア相談開始 | |
| 海外MBA留学 ※Executive Program | |
| ↓キャリア紹介サポート | |
| デジタル・ファイナンス・スタートアップ/海外子会社CFO | [46歳~] |
転職のポイント/選択の決め手
キャリア相談を15年以上にわたり継続していた方です。若い頃には資金面の制約から実現が難しかった海外トップスクールでの学びも、30代後半にエグゼクティブMBAプログラムへ参加することで実現されました。これは転職を目的としたものではなく、将来、経営者としての役割を担う日に備えた準備であり、長期的なキャリア戦略に基づく意思決定でした。
コンサルタントとしてデジタル化や経営改革プロジェクトを多数経験し実績を積み上げながら、グローバル×デジタル×マネジメントという3つの要素が重なるチャンスが出てくることを待たれていました。その間、しっかりと時間をかけて周辺事情を研究し、同時にご自分のハードスキルと知見を蓄積していかれました。
そして40代後半、デジタル・ファイナンス領域のスタートアップにおいて、海外子会社のCFOという挑戦のチャンスが訪れます。長年準備を続けてきたことで、まさに「いつでも挑戦できる状態」でその機会を迎えることができました。
もちろんコンサルタントとしての高報酬や安定したキャリアを継続する選択肢もありましたが、今回の機会をテイクすることは、キャリアデザイン上もキャリア戦略上も、この方にとっては決まっていることでした。15年前から変わることがなかった(あるいは15年をかけて確認し続けた)Aspirationが意思決定の軸でした。その結果、まさに展望ある転職=「展職」を果たされ、現在も大活躍されています。
