イベントキャリアデザインセミナー

MBA Career Design Seminar(2006/12/20)開催リポート2006.12.26

この冬、一時帰国中の海外MBA留学生の皆さんが集まりました

アクシアムでは、12月20日(水)、この冬一時帰国されている海外MBA留学生の方々を対象としたキャリアデザインセミナーを開催させていただきました。

こちらのセミナーは年2回、皆さんが日本に帰国されることの多い6月・12月に実施させていただいているものです。今回も、アクシアム代表・キャリアコンサルタントの渡邊光章が講師を務めさせていただきました。

この日、会場にお集まりくださったのは、ほとんどが2年生の皆さん。ということで、卒業後のキャリア形成、あるいは就職についてのお話を中心にセミナーを進めました。その中の、いくつかのエッセンスをここにご紹介します。

キャリアについてマーケティングしてみる、ファイナンスしてみる、とは?

まず、渡邊がお話ししたのは「キャリアを自らマネジメントする」重要性について。

「プロダクトマーケティングをやりたい、という方がよくいらっしゃいます。この方は、日本においてモノづくり産業とサービス産業の求人比率が1:9であること、求人企業側のニーズを果たして十分に知った上で、これからの永いキャリアを選ぼうとしていらっしゃるのでしょうか?」

MBA留学生である皆さんは、経営にご興味があり、経営について様々な角度から学ばれています。その皆さんが、何故ご自身のキャリアについて経営的アプローチをもっと積極的にとられないのでしょうか。経営にとって大切な要素であるマーケティング、そしてファイナンス。その視点を是非ご自身のキャリアについても活かしていただきたい、とメッセージしました。

キャリアコンサルタント 渡邊光章 - MBA Career Design Seminar(2006/12/20)開催リポート人材マーケットの現状はどのようなものか。ニーズは何であるのか。現在の投資に対し、将来の利益はどのくらいか。つまり、現実を把握し、様々なチャンスとリスクの両方を知った上で「だからこそ、僕は○○○したい」「それでも、私は○○○したい」という夢を形作っていただきたいのです。まさに、これは卒業直後のみの就職にフォーカスした“願望”ではなく、5年後・10年後・15年後を見据えた“展望”を作ることといえます。

キャリアをマネジメントした人が、キャリアをディベロップメントすることができるのです。MBA人材が超・売り手市場の今こそ、勤務地や年収、タイトルを重視した意思決定ではなく、ご自身の展望を本当に実現するための道を(しかも長期視点で)選ぶことが重要だといえます。

業界・業種より、「価値観」のマッチングが成功のカギ

キャリアコンサルタント 渡邊光章 - MBA Career Design Seminar(2006/12/20)開催リポートセミナー全般にわたり、人材マーケットの現実についてもご理解を深めていただくべく、様々な角度からお話をしました。基本的なマーケットの仕組み、年齢との相関(マーケットの変化)、1975年頃から現在までのMBAマーケットの変遷、そして2007~2008年の最新動向などです。

その中で、特に講師・渡邊が強調したのは「価値観」についてです。

MBAの皆さんの志向(価値観)が多種多様になっているように、企業側のMBA採用も多様化が進行しています。また一方で、M&Aなどが活発化して資本・株主そのものが動く時代に突入し、「日系か外資系か?」「大手かベンチャーか?」「業界は?」「業種は?」といった切り口のみでは、キャリアプランを語ることができなくなってきました。

そのような状況下では、一見どこにでも通用するように思える汎用性のあるキャリアほど、危うい側面があります。現実を見据えた上での個人の「価値観」と、企業の「価値観」のマッチングが、キャリア形成にとって最も重視すべき点であり、成功のポイントといえます。多数のオファーをもらおうとするのでもなく、あせってセカンド・チョイスに手を伸ばしてしまうのでもなく、本当にご自身にフィットした“一つ”を手にされることが大切なのです。

参加者アンケートより(一部抜粋)

  • 在籍校のキャリア・オフィスでは、日本のキャリア市場情報は限られており、今回は効率的にまとまった情報を提供いただけた。
  • 内容が、事例紹介なども含めて語られ、具体的でわかりやすかった。
  • 外資系企業への就職を考えているが、その後のキャリアについても考える際の参考になった。
  • Regular採用よりもOccasional採用の方が多いというお話が、米国の別セミナーで米国マーケットについて伺った内容と同じで非常に合点がいった。
  • 最初に質問を聞いていただけたので、こちらの知りたい情報を含んだセミナーになっていて良かった。

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