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キャリアや転職に関わる様々な疑問・お悩みなどに、アクシアムのキャリアコンサルタントがお答えします。

“展”職相談室 第177回 
Published:2017-11-02

すでに面接をしたことがある相手との2度目の選考。留意すべき点は?

大学院卒業後に新卒で入社した戦略コンサルティングファームにて、海外赴任中のものです。現在30歳、そろそろ帰国し日本でのキャリアを考えています。今後はこれまでのコンサルタントとしての経験を活かして、事業会社にてマネジメントを目指していきたいと希望しており、複数社で選考が進んでいます。

その際、海外にいることを考慮して電話やWeb会議などで選考を進めていただいたのですが、最終とそのひとつ前の選考にあたっては対面で実施したいとのことで、帰国時に面接をしていただく予定です。最終面接でお会いするのは先方の社長なのですが、その前というのが、以前Web会議で面接いただいた事業部長(配属先の上司と言われています)です。質問なのですが、Web会議とはいえ、すでに面接済みの方と2回もお会いすることはあるのでしょうか。また、その際に留意しておくべき点は何でしょうか。


Answer

弊社ではご相談者のような海外赴任中の方、もしくは海外ビジネススクールに留学されている方の転職支援実績が多数あり、今回のようなパターンはよくあります。すでに面接したことのある相手との選考に臨む際のポイントは、毎回「初めて話す人」として対応いただくことです。

最近では対面での面接を実施することなく、Web会議のみでオファーを出す企業も増えてきましたが、やはりまだまだ実際に会って選考を実施してからでないと、オファーに至らない企業が多い状況です。

その中で、同じ方との面接が複数回、さらに対面時に実施されるという場合、考えられるのは下記のケースです。
・せっかく対面で会えるのであれば、再度会っておきたい
・以前の面接ではあまり深く質問することができなかったので、もう一度面接したい
・以前の面接結果は及第点ではあったが、確認しておきたい点がある など

一つ目は、「せっかくお越しいただけるのであれば、ぜひ直接ご挨拶を」という意図であり、候補者に対してポジティブな印象を持っていることが多いといえます。

注意しなければいけないのは二番目、三番目。先日の面接内容、面接結果がポジティブでもなくネガティブでもないか、若干ネガティブだったことに起因するケースです。この場合は、「前に会った人」という認識は捨てたほうがよく、「初めて話す人」、つまり初回の選考だと思って面接に臨んでください。

自己紹介、志望動機、活かせる経験、強み、弱みなど、前回の面接時と同じ質問をされる可能性もあります。その場合、同じ答えでもいいのですが、「前に会った人」として話をするのと「初めて話す人」として対するのでは、話し方や伝えようとする熱意など違ってくると思います。先述のとおり、ポジティブだったのかネガティブだったのか先方がどのように考えているのかわからない状況ですので、たとえ以前と同じ質問、同じ答えだったとしても、決して熱量を下げることなく、伝え方を変えるなど工夫してください。

じつは、対面で面接済みであっても、同じようにもう一度会いたいといわれるパターンもあります。この場合もアドバイスは同じです。「初めて話す人」=初回面接だと思って緊張感と熱量を維持し、しっかりとお話しいただけるよう、ご留意ください。

※こちらでは、質問と回答を簡潔に要約し、典型例としてご紹介しております。キャリアコンサルティングの現場ではコンサルタントとキャリアについてご相談いただくのはもちろん、実際の求人ポジションをテーブルに載せながら、「現実的な可能性」の検討をしています。したがって、その時々で市場動向・受託ポジションが異なりますので、「現実的な可能性」=キャリアのチャンスも様々になります。
伊藤 嘉浩
株式会社アクシアム
 エグゼクティブ・コンサルタント
伊藤 嘉浩

2008年、アクシアムに参画。エグゼクティブ・コンサルタントとして、経営者やプロフェッショナル人材、MBA、若手・次世代ビジネスリーダーまで、幅広い年齢層へのコンサルティング、キャリア開発、紹介実績あり。アクシアム参画前は、商社にてアパレルブランドの輸入販売や海外事業開発を手掛け、新規事業の立ち上げと事業の黒字化を達成。事業計画策定、商品企画、マーケティング、リテールマネジメント、組織開発、生産管理などの経験を持つ。海外事業開発をはじめとする“実業経験を持つキャリアコンサルタント”として、個人のグローバルなキャリア、イノベーティブなキャリアの実現を使命とする。

日本キャリア開発協会認定 キャリアディベロップメントアドバイザー(CDA)

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