転職コラムキャリアに効く一冊

キャリア開発に役立つ書籍を不定期でご紹介しています。
読んだ後、人生を振り返ったり、インスパイアされたり、前に一歩進むことができるような、 そんな今の自分にあった一冊を見つけていただければ幸いです。

2011

  • 出版社:日本放送出版協会
  • 著者:司馬 遼太郎(著)

「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「国盗り物語」など多くの国民的歴史小説を世に残してくれた氏は、日本の経営者がもっとも好きな著作家だと聞いたことがある。 私も20代の頃、氏の著に没頭したことがあるが、…

  • 出版社:PHP研究所
  • 著者:堀 紘一(著)

著書の堀氏は、MBAホルダーの中でも最も知名度の高い人物の一人である。1980年にハーバードビジネススクールを卒業し、その後常に先駆的で時代の先を歩んできたアントレプレナーである。読売新聞、三菱商事を経て…

  • 出版社:日本経済新聞出版社
  • 著者:村上 龍(著),テレビ東京報道局(編集)

大学新卒者の2割が就職先が決まらないという時代を迎えている。著者は、まえがきの中で3.11の大震災で若者の就職難が忘れ去れた感があることにふれ、そこへ警鐘を鳴らすところから本書を始めている。震災後の…

  • 出版社:勁草書房
  • 著者:嵯峨 生馬(著)

2011年4月20日に発行されたこの書は、日本の社会人が今後の人生や日本社会を考える上で、非常に有益で示唆に富んでいる。 マスメディアにおいて昨年あたりから「社会起業家=ソーシャルアントレプレナー」と…

2011年8月

夜と霧 新版

  • 出版社:みすず書房
  • 著者:ヴィクトール・E・フランクル(著),池田 香代子(翻訳)

原題: EIN PSYCHOLOGE ERLEBT DAS KONZENTRATIONSLAGER (心理学者、強制収容所を体験する) 1956年に初版が世に出たあと17カ国語に訳され、60年以上に渡って世界中の人に読み続けられている名著だ。発行…

  • 出版社:東洋経済新報社
  • 著者:石倉洋子(著)

震災後の2011年4月21日に発行されたばかりの本書は、20代、30代の若者の覚醒のために書かれた書と言ってよい。また、本書を読むまでは、これはきっとグローバル市場で活躍できる人材になるための書だと推察してい…

  • 出版社:文藝春秋
  • 著者:シーナ・アイエンガー(著),櫻井 祐子(翻訳)

選択についての研究で最高権威とも言われる、全盲の人気教授による知的興奮を覚える研究成果。 インドでシーク教徒の家庭に生まれた彼女は、「個人が自由な選択をすることが人生である」と教えられるアメリ…

  • 出版社:プレジデント社
  • 著者:安岡 正篤(著)

本書に出会ったのは1986年、日本がプラザ合意後の円高ドル安の中、本格的な国際化に向かい始めた時期だった。戦後の驚異的な高度経済成長を成し遂げた日本は、当時ジャパン・アズ・ナンバーワンと称されていたも…

  • 出版社:創元社
  • 著者:米倉 誠一郎(著)

本書が発行されたのは1994年3月。それは私がアクシアムを創業し間もない頃であった。金融の規制緩和が行われるまだ5年も前のことである。当時は日本企業や社会の閉塞感を否応なく感じていた。 そんな中、書…

  • 出版社:日経BP社
  • 著者:ロバート スレーター(著),宮本 喜一(翻訳)

ウェルチに関する3冊は、世界のビジネスリーダーの多くが参考にした書であろう。 第三者が書いた「ウェルチ」よりは、ハーバードMBAでもある奥さんの力も借りながらまとめられた「ウィニング」の方が、ウェ…

  • 出版社:英治出版
  • 著者:デビッド マギー(著),関 美和(翻訳)

著者のデビッド・マギー氏が、「ターンアラウンド ゴーンは、いかにして日産を救ったのか?」につづき、今度はGEのジェフ・イメルトの実像に迫ります。さらに本書では、イメルトやGEことだけではなく、激変する経…

  • 出版社:日経BP社
  • 著者:板倉 雄一郎(著)

今もなおベンチャー経営者のバイブルとされるロングセラー「社長失格」が、板倉さん自身の手によって加筆・修正および当時の秘蔵写真と特典の動画メッセージを伴い、板倉雄一郎事務所から電子出版された。日経B…